2005年 08月 28日 ( 1 )

佐倉変化朝顔展(えどのあさがお)

 小学校に入り、初めての夏休みで思い出すのが、朝顔の観察日記であろう。
 大人になるにつれ、それは忘れられ、朝咲くことさえ気にしなくなる。
 例えば、入谷の朝顔市も本来ならば、朝に行った方が楽しめる。それが、日常で朝咲くことを忘れているものだから、昼頃に行くことになる。
 朝顔のこうした性質を知らなかったわけではないけれど、佐倉は遠く、そこに着いたのは昼近くである。
 二十日、国立歴史民俗博物館内にあるくらし植物苑での特別企画「伝統の朝顔」を佐貫の酒仙と見に行く。
 ここの博物館を訪れたことは十年前に一度あるものの、植物苑は初めてである。佐倉城址にそれはある。これで頭に浮かぶのは歌舞伎の『佐倉義民伝』である。
 尤も、今回の目的は変化朝顔である。これは江戸で流行した。普通の朝顔とは異なり、花や葉が面白い形をしている。これは現代では、大学院レベルの力がないと出来ないらしく、それを江戸の庶民が行なっていたのだから大したものである。
 昼近いこともあり、多くの花は萎れている。そこで、葉を楽しむ。
 売店にあった『伝統の朝顔Ⅱ 芽生えから開花』(国立歴史民俗博物館)を購入する。それによれば、種の出来る正木系統と出来ない出物系統があるという。
(第七百二十八段)
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by akasakatei | 2005-08-28 23:43 | 教育 | Comments(0)