赤坂亭ドットコム(岩戸傳惱梦草帋)
2024-03-19T14:04:58+09:00
akasakatei
江戸に想いを馳せ、世を斜に構えて眺める赤坂亭の日々の雑感
Excite Blog
藤野千夜本時穴(ときあなみみか)
http://akasakatei.exblog.jp/33722759/
2024-04-02T14:04:00+09:00
2024-03-19T14:04:58+09:00
2024-03-19T14:04:58+09:00
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文芸
(『時穴みみか』:2024年3月18日撮影)
地元の図書館にて、藤野千夜氏の『時穴みみか』(講談社)を借りる。 今回、新聞で、文庫化される新聞広告を見て、読む気になる。尚、文庫は他社から出される。 物語は、平成より昭和四十九年にタイムスリップした小学生が主人公となっている。 昭和四十四年に生まれた人間からすると、主人公はちょっとお姉さんだ。 後半、やや意外な結末となっている。 ただ、そこに、嫌な思いはない。 その手があったかと思う。 自然な感じだ。 仮に、自分がタイムスリップしたら、どうなるか。 あれこれ考える。 答えは出ない。 行き先が、過去か、未来か、それだけでも異なるはずだ。 尤も、当時、一種の離人症の気味があった故、何となく、気配は察する。 それにしても、本書は、忘れていたものを思い出させる。(第七千五百二十段)]]>
北陸新幹線延伸(ほくりくしんかんせんつるがへ)
http://akasakatei.exblog.jp/33721837/
2024-04-01T16:41:00+09:00
2024-03-18T16:41:58+09:00
2024-03-18T16:41:58+09:00
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余暇
(敦賀駅:2024年3月18日撮影)
今回の旅は、北陸新幹線の延伸、それに伴う在来線から第三セクターになったIRいしかわ鉄道、ハピラインふくいが目的だ。今夜は、金沢で泊まり、明日、乗るつもりだ。金沢には、遅れを取り戻し、定刻二十時五十一分着。予約したホテルは、駅から近く、トレインビュープランにした。窓から列車が見えるという。普通の部屋と同料金故、選択してみた。尚、早くに予約したので、北陸応援割りは使っていない。尤も、明日は早いため、あまり眺めることもなく、早々に寝る。翌十八日月曜日、IRいしかわ鉄道の朝一番の五時十四分の福井行きに乗る。未だ、辺りは暗い。二両編成の電車は、疎らな客しかいない。半時間も走る内、明るくなり始めるものの、曇天の様相だ。大聖寺でハピラインふくいに入る。福井へ近付くに従い、客が増え始める。六時三十五分に福井着。十分の接続で、敦賀行きがある。別のホームなので、階段で移動する。既に、何人かが並んでいる。敦賀からの折り返しの電車は、座席が埋まるくらいの乗車率だ。北陸トンネルを抜け、七時三十五分敦賀着。駅前に残る個人の喫茶店で、モーニングを頼む。常連と女主人との会話が入って来る。開業初日は、駅前も賑わったが、二日目はそうでもなく、皆、乗り換えだけとのことだ。新幹線のホームは、元貨物線だった場所に出来ている。敦賀には、思い出がある。小学六年の頃、美浜へ行った帰り、二十分遅れの「加越」をホームで待った。この日、在来線が強風で遅れているらしく、その接続待ちの関係で、敦賀九時二十一分発東京行き「かがやき508号」も発車が九分遅れる。(第七千五百十九段)]]>
標野凪猫本(ねこしぇふとうみべのおみせ)
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2024-03-31T16:38:00+09:00
2024-03-18T16:38:22+09:00
2024-03-18T16:38:22+09:00
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文芸
(『ネコシェフと海辺のお店』:2024年3月15日撮影)
標野凪氏の『ネコシェフと海辺のお店』(角川文庫)を図書館で借りる。連作形式の作品だ。書評で紹介されていた。登場する猫が、生活に疲れた人達に対し、料理を振る舞う。勿論、そこは、現実ではない。夢の如き場所で、海辺だ。出される料理は、魚料理となっている。口にした登場人物らをほっとさせる。抱えている悩みは、様々だ。家族、仕事、友達など、誰もが思い悩むものだ。皆、各々、心では結論を出していても、なかなか実行出来ないものだ。その背中を押す感じだ。 そうした中の三月十七日日曜日、東京十八時二十四分発敦賀行き「かがやき515号」で、仕事帰りに旅へ出る。日中に発生した車輌点検のため、四分遅れの発車だ。未だ、春休みではないが、東京駅の構内は込んでいる。この列車も、全席指定だが、完売とのことだ。疲れから寝ている人も多く、車内は静かだ。(第七千五百十八段)]]>
女現地報告(たなかこみまさおんなげんちるぽ)
http://akasakatei.exblog.jp/33719783/
2024-03-30T20:35:00+09:00
2024-03-16T20:35:12+09:00
2024-03-16T20:35:12+09:00
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文芸
(『女? 現地ルポ』:2024年3月15日撮影)
地元の図書館で、田中小実昌の『女? 現地ルポ』(秋元書房)を借りる。昭和四十四年出版で、千葉の県立図書館所蔵の本だ。著者について、最近、何冊かが文庫で再刊されているものの、知らない人も多いに違いない。その経歴は、確かに、著者の顔を見たことがあれば、頷けるものだろう。本書に関し、著者を調べていて、題名から気になり、リクエストしてみる。内容は、それこそ、著者の近辺での色絡みで起きたことだ。半世紀以上前なら、なるほど、ありそうなことだ。人によっては、時代を感じるはずだ。何れにしろ、今の人からすれば、時代背景も変化し、古典と捉えるかもしれぬ。また、横文字が少ないのも有り難い。今は、横文字があちこちに溢れ、何を言おうとしているのか、分からぬことも多々ある。政府も無知な連中を騙すため、盛んに使う。だから、読んでも、分からぬことばかりだ。 (第七千五百十七段) ]]>
武相高校鉄道研究同好会玉電(いまよみがえるたまでんのじだいとせたがやのまち)
http://akasakatei.exblog.jp/33718754/
2024-03-29T20:43:00+09:00
2024-03-15T20:43:24+09:00
2024-03-15T20:43:24+09:00
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文芸
(『今よみがえる玉電の時代と世田谷の街』:2024年3月15日撮影)
隣町の図書館より、家人が、武相高校鉄道研究同好会編著『今よみがえる玉電の時代と世田谷の街』(TAC出版)を借りて来る。 親戚に、旧砧線沿線の出身の人がおり、見せるためだという。 砧線に関しては、先年、廃線跡を巡った。 玉川線については、巡ったことはない。 二カ月ばかり、用賀で働いていたけれど、最早、玉電のイメージはなく、仕事も嫌で、廃線を探す気にもなれなかった。 本書によれば、この付近は、併用軌道、それに、専用軌道だったらしい。 玉電に初めて乗ったのは、小学校中学年の夏休みだ。 既に、新玉川線は開通していたものの、半蔵門線は開業前だった。 三軒茶屋と下高井戸を往復した。 かなり込んでいた。 それにしても、本書の編著の武相高校鉄道研究同好会は、熱心に活動している印象がある。 大学の鉄道研究会だと、そうしたところも多い。高校の鉄道研究会では、あまり耳にしない。 中学、高校と鉄道研究会だった身からすると、頭が下がる思いだ。先輩らは、熱心に、趣味誌に投稿していた。(第七千五百十六段) ]]>
岩波文庫英国詩人選二巻(ついやくじょんだんししゅう)
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2024-03-28T20:04:00+09:00
2024-03-14T20:04:49+09:00
2024-03-14T20:04:49+09:00
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文芸
(『対訳ジョン・ダン詩集イギリス詩人(2)』:2024年3月13日撮影)
隣町の図書館で、湯浅信之編『対訳ジョン・ダン詩集イギリス詩人(2)』(岩波文庫)を借りる。 機知に富むと知り、読む気になる。 この詩人は、千五百七十二年生まれ、千六百三十一年に亡くなっている。 日本では、戦国時代になる。 当時を考えると、多少、身構えることになる。 頁を広げると、横文字が並び、訳も横書きだ。 学生時代の教科書を思い出させる。 訳詩に関し、詩人自身が、「形而上詩人」と言われるだけあり、かなり分かり難い。 英詩も、先ず、読めぬ。辞書が必要だ。 英語は、大学三年での授業が最後だ。 それ以来、ほとんど触れて来なかった。 今、仕事で、必要なものの、ほとんど筆記で済ませている。 機知を味わうどころではない。 訳者も、あとがきにおいて、三十年以上前に、悪戦苦闘したとある。 注釈がないと、難しいようだ。(第七千五百十五段)]]>
在来線移動(だいたいとして)
http://akasakatei.exblog.jp/33714926/
2024-03-27T06:15:00+09:00
2024-03-13T06:15:13+09:00
2024-03-13T06:15:13+09:00
akasakatei
社会心理
(徒歩での旅と比べ:2024年2月4日撮影)
先に昭和館での超特急展に触れた。 戦前は、ヨーロッパまでの鉄道での切符が売られていた。今では、遠い話しだ。 当時、二週間くらい掛かったという。 飛行機で行ける今と比べ、時間が掛かっても、興味深いのは何故か。 超特急といえば、最近では、天候やその他の理由で、新幹線や飛行機がよく影響を受ける。 このため、仕事場において、当日のキャンセルを入れて来る客もいる。 ここで思うのは、在来線は動いているのに、どうして、それを利用しないのかということだ。 一緒に働いている中国やベトナムの女性は、新幹線での移動も苦痛らしい。在来線は論外らしい。 手荷物検査を考えると、かなり楽なはずだ。 それに、機内における座席の狭さを思うと、ちょっと辛い。 在来線に関し、戦前の時刻表と比べれば、普通列車でも、蒸気機関車から電車になっている分、それほど遅いということもないだろう。(第七千五百十四段) ]]>
昭和館超特急展(しょうわをかけぬけたちょうとっきゅうてん)
http://akasakatei.exblog.jp/33714203/
2024-03-26T15:38:00+09:00
2024-03-12T15:38:19+09:00
2024-03-12T15:38:19+09:00
akasakatei
文芸
(昭和を駆け抜けた超特急展:2024年3月12日撮影)
三月十二日、珍しく連休故、いくつかの医者の門を叩いた後、昭和館へ寄る。北陸新幹線の延伸に合わせてか、『―昭和館開館25周年記念特別企画展―昭和を駆け抜けた超特急〜燕、そして新幹線へ〜』が開かれている。戦時中の標語が印象深い。先の疫病時、旅について、制限が加えられたのは、記憶に新しい。今、全体主義を臨む連中は、それ以上のことに本当に耐えられるのか。多くの人は疫病時でさえ難しいのに、果たして、どうか。背景として、個人主義に走る故、秩序の乱れより、全体主義にしたいのだろう。ただ、今の保守派の中心である与党は、裏では、悪いことを繰り返し、最近も、裏金に関し、知らぬ存ぜぬと言っている。自らは破っているのだから、説得力はない。未だ、支持している連中のいるのが信じられぬくらいだ。更にいえば、邪教との関係も有耶無耶にされている。この後、チラシを入手すべく、各劇場を回り、東銀座のよく足を運ぶ店で、穴子の刺身で、盃を傾ける。(第七千五百十三段)]]>
登場者代弁(かわりにいう)
http://akasakatei.exblog.jp/33712451/
2024-03-25T05:18:00+09:00
2024-03-11T05:18:43+09:00
2024-03-11T05:18:43+09:00
akasakatei
社会心理
(芝居へ行けば:2024年3月4日撮影)
能は、その日だけしか行なわれない。一期一会のためだ。 歌舞伎はひと月公演が普通だ。 それでも、気になる演目はあっても、遠くだと、なかなか足を運べない。 ただ、上演記録を確認すると、ほとんど上演記録がない演目もある。 知れば、行けば良かったと考えることもしばしばだ。 遠くとは言っても、大阪、名古屋、京都だ。東京からだと、新幹線ですぐだ。 やはり、折角の芝居なら、日帰りは避けたいからだろう。 最低でも二泊はしたい。 前泊した方が、列車の遅れも気にはならぬ。 こう考えると、そこで三日間が取られ、シフトを組めぬと、また、仕事場の上役が怒るに違いない。 仕えている身は辛い。 つい、芝居のある主人公と我が身を重ねる。 芝居の面白さは、そこにもある。 代弁してくれる気がする。 時代は違っても、人間の本質は変わらないのかもしれぬ。(第七千五百十二段) ]]>
大無知若者(あるせだいより)
http://akasakatei.exblog.jp/33711252/
2024-03-24T06:28:00+09:00
2024-03-10T06:28:03+09:00
2024-03-10T06:28:03+09:00
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社会心理
(必要なのは:2024年2月24日撮影)
今、新入社員らしき若者が、長期間の宿泊者として、仕事場へ来る。 見ていると、未だ、学生気分が抜けていないところがある。 世の道理が分かっていない。 これが今の常識なのか。 ネットでは、子育て云々とした元アイドルに対し、批判が殺到した。 かつては、他人に迷惑を掛けない、が大切だった。 そうした中、美人局の容疑で、中学生が、大学生を死に追いやった。 どうなっているのだろう。 自分第一となっているのではないか。 このような時、世では、国家主義復活を希望する意見をネットでは見掛ける。 問題はそこか。 そこには、明治時代への憧れがあるのだろうが、前提が間違っている。 歴史修正主義者が盛んに活動したことにより、戦争を経験していない世代を中心に、保守派が増えたものの、違和感しかない。 (第七千五百十一段) ]]>
紙切符(てつどうきっぷは)
http://akasakatei.exblog.jp/33710280/
2024-03-23T06:11:00+09:00
2024-03-09T06:11:45+09:00
2024-03-09T06:11:45+09:00
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社会心理
(春になり:2024年2月28日撮影)
例年、三月中旬になると、ダイヤ改正に伴い、新線の開業も目立つ。 その際、気になるのが、時刻表、運賃か。 切符でいえば、最近では、IC交通系カードが使える鉄道も増えたものの、それまでは、下車し切符を買うか、目的地で乗り越し精算をする必要があった。 便利になったかと問われれば、正直、疑問しかない。 というのも、一日乗車券について、紙のそれは廃止され、カードにデータを書き込む鉄道もあるためだ。 中には、券売機で販売されている駅もあるが、全ての駅で対応しているわけではない。 更にいえば、定期券でカードを使っている場合、それに上書きは出来ない。別のカードを用意する必要がある。 昨年、そのカードに関し、チップの関係か何かで、新規発行を中止する動きもあった。 その代わりなのか、スマホにアプリを落とし、それで定期券を使うことも奨励され始めた。 仕組みが分からないのに、便利とも思えぬ。 段々、鉄道が気軽に乗れないものになってきた。(第七千五百十段) ]]>
来四月仕事(きたるしがつより)
http://akasakatei.exblog.jp/33709847/
2024-03-22T18:08:00+09:00
2024-03-08T18:08:49+09:00
2024-03-08T18:08:49+09:00
akasakatei
社会心理
(計画は:2024年3月4日撮影)
以前、よく行っていた店へ何かが切っ掛けで、行かなくことがある。 疫病以降、外食しなくなった人もいるに違いない。 振り返れば、込むようになってから行かなくなることもある。 店の雰囲気は大切だ。 雰囲気といえば、来月より夜勤になるかもしれぬ。未だ、正式な決定ではない。 夜勤のアルバイトが二名、今月で辞めるためだ。その補充が出来ていない。 このような状況故、四月の旅について、予定が立たない。 鉄道に関し、延伸、高架化などがあり、どうすべきか、ふたつの計画を立てている。 夕方出発、若しくは、朝出発のふたつだ。 ただ、実際に、旅へ出るには、切符を手配しなくてはならぬ。 それが出来ないのは、正直、モヤモヤ感しかない。 同僚で、夜勤から日勤、日勤から夜勤へと変更する者はいない。通勤時間も関係するだろう。 何れにしろ、落ち着いて仕事が出来ないのは確かだ。 これが野球なら、ふたつの守備が出来るので、重宝がられるところだ。(第七千五百九段) ]]>
情報日常世(なじめぬよ)
http://akasakatei.exblog.jp/33706556/
2024-03-21T19:23:00+09:00
2024-03-06T19:23:00+09:00
2024-03-06T19:23:00+09:00
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社会心理
(デジタルが進み:2024年3月4日撮影)
世では、IT技術が進み、何でも、スマホやパソコンで済まさせようとしている。地元の世捨て人によれば、その娘は小学校においては、タブレットを使っているという。件のタブレットは、ipadとのことだ。遠足へ行った写真も、そこに上げられ、必要な人は、そこから、取り込むようにとの話しらしい。ただ、世捨て人夫婦は、スマホはアンドロイドで、パソコンもWindows故、何とも出来なかったようだ。多分、タブレットに、何かしらのアプリを入れれば良いのだろうが、学校からの支給品のため、憚れたみたいだ。また、保護者会の役員をしている細君は、関係者より、よく分からぬファイルで資料がスマホに送られて来ると聞く。その度、世捨て人は訊かれるものの、知らぬことがほとんどなので、色々と調べている様子だ。正直、スマホよりパソコンを先に触れた世代とすれば、小さく、作業がし難い印象しかない。そうした中、チケットや何やらも、スマホで行なわせる動きが加速しつつあるけれど、更に、高齢者が増える今後、どうなるのか。(第七千五百八段)]]>
弥生傾城道成寺(よんせじゃくえもんついぜん)
http://akasakatei.exblog.jp/33704188/
2024-03-20T16:43:00+09:00
2024-03-04T16:43:18+09:00
2024-03-04T16:43:18+09:00
akasakatei
文芸
(『傾城道成寺』のポスター:2024年3月4日撮影)
三月四日、歌舞伎座昼の部の内、十三時一分からの『傾城道成寺』の一幕見席に足を運ぶ。前夜、仕事場の人と盃を交わし、少々遅く起きる。整形外科、それに、初台へチラシを取りに寄ってから芝居小屋へ向かう。昨夜の酒が少しばかり残っているため、それほど、食欲があるわけでもなく、飲食の出来るカステラ屋において、フルーツサンドを摘む。小腹を満たし、席に着けば、それほど、込んではいない。外人が目立つ。 今回、四世雀右衛門十三回忌追善狂言となっている。 このため、子供、孫、それに、縁のある役者での舞台となっている。 この作品は、道成寺物のひとつだが、それに、平家が絡む内容だ。 歌舞伎を観るのは、一月以来だ。 先月は上方へ行って、歌舞伎を観るか迷ったものの、結局、雪や仕事の関係で行かなかった。 無理をしてでも行くべきだったかもしれぬ。 ちょっと珍しい演目だった。(第七千五百七段)
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寺村摩耶子著書(まれねこ)
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2024-03-19T06:47:00+09:00
2024-03-04T06:47:02+09:00
2024-03-04T06:47:02+09:00
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文芸
(『まれねこ』:2024年3月1日撮影)
寺村摩耶子『まれねこ』(鳥影社)を図書館より借りる。 書評を読み、借りる気になる。 内容は、猫に関することで、芸術に絡め、筆を進めている。 構成は三編から成り、小説のような、随筆のようなものとなっている。 この中で、やはり辛いのは、死や行方が分からなくなった時に違いない。 前者については、よく足を運ぶ猫カフェに行った際、新しいお骨がひとつ増えていた。 また、後者だと、生死が分からない分、特に、心配で仕方がない。 それを作品にしたのが、内田百閒『ノラや』だ。 その内容は、それこそ、読んでいるこちらも悲しくなるほどだ。 どこで何をしているのか。 きちんと食べているのか。 あれこれと考えてしまう。 何れにしろ、このような経験をした人は多いらしく、チラシを作った内田へ励ましなどが、かなりあったという。 それにしても、子供の頃、猫を飼っていた父も、最後は帰って来なかったことが多かったと言っていた。(第七千五百六段) ]]>
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