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関心領域外(かかわらぬこと)

先の続きである。
人の関心領域とは、狭いものである。意識的に、アンテナを張っていないと、世の中の流れが分からなくなる。
下手をすると、そうした分野に縁がないまま終わるかもしれない。
一般的には、趣味や好みが似た者に好感を持つ。
そのような状態だと、関心外の分野の人間とは話すこともないだろう。
最近では、情報の発達に伴い、関心を持った分野の専門化が進み、それだけで話しが合わないということになる。
例えば、このところ、鉄道ファンが注目されている。そのファンにおいても、世間では、様々なファンがいることを知らないに違いない。
写真、模型、旅行などに分けられ、相互には、別の意識さえある。
こう考えてくると、社会的に、意思の疎通がなくなっていくのは不思議でもない。
無用な争いが増えるのも当然である。
正に、バイオレンス国家・日本である。
(第千八百五十四段)
by akasakatei | 2008-09-27 20:42 | 社会心理 | Comments(0)
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