人気ブログランキング | 話題のタグを見る

眼鏡屋批評(かたおくれ)

 先の続きである。
 甲と乙の会話は、更に移る。今度は眼鏡関係となる。
 ロビーには、今後の公演のチラシがある。
 それを読むため、甲が老眼鏡を取り出す。
 「これ新しく作ったの。」
 「それ初めて見た。」と乙が言う。
 「老舗のデパートで。今流行りの枠だの。」
 フレームのブランド名を挙げる。
 乙は「そうなの。私なんか、見えるだけで良いから。」と答える。
 「でも、その形、古い。」
 と甲は言い、言葉を続ける。
「今まで、私も近くの眼鏡屋に行っていたけれど、変なのばかり勧めるから、もう行かないだ。」
 これも興味深い話しである。
 それにしても、甲が言っていた地元の眼鏡屋は、どこにあるのだろう。
 気になる。
(第千八百一段)
by akasakatei | 2008-08-05 21:07 | 社会心理 | Comments(0)
<< 大回都心路(まわりまわって) 巷皇室会話(こえをひそめて) >>