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未成熟社会(みえるのはさつばつ)

 先に、車内における行動に関し触れた。
 そうした中、更に驚くべきことをしていた会社員を見掛ける。
 驚くとはいっても、新幹線では普通だけれど、夕方のラッシュでは首を傾げることである。
 その会社員は三十代後半くらいで、中央線で立って、缶ビールを飲んでいた。
 片手には、柿の種を持っている。
 それを交互に口へ運ぶ。
 電車が揺れたならどうするのか。
 良識ある行動を望む。
 それを分かることが大人だろう。
 どうも、身体だけ大きくなった子供が多過ぎる。
 毎日、疲れてしまう。
 これは一般人だけでなく、政治家、財界、スポーツ選手、芸能人などにもかなりいる。
 価値観の多様化とともに、この社会は未成熟な構成員ばかりとなり、将来的には、価値観が衝突することにより、これまで以上に殺伐とすると思われる。
(第千六百九十段)
by akasakatei | 2008-04-16 22:05 | 社会心理 | Comments(0)
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