先に、車内における行動に関し触れた。
そうした中、更に驚くべきことをしていた会社員を見掛ける。
驚くとはいっても、新幹線では普通だけれど、夕方のラッシュでは首を傾げることである。
その会社員は三十代後半くらいで、中央線で立って、缶ビールを飲んでいた。
片手には、柿の種を持っている。
それを交互に口へ運ぶ。
電車が揺れたならどうするのか。
良識ある行動を望む。
それを分かることが大人だろう。
どうも、身体だけ大きくなった子供が多過ぎる。
毎日、疲れてしまう。
これは一般人だけでなく、政治家、財界、スポーツ選手、芸能人などにもかなりいる。
価値観の多様化とともに、この社会は未成熟な構成員ばかりとなり、将来的には、価値観が衝突することにより、これまで以上に殺伐とすると思われる。
(第千六百九十段)