乗換券を貰い、見当を付け、菜園場町で降りる。
見回すと、橋が見えたので、そちらへ向かう。
幟が見え、法被を着た人が数人いる。
出発時刻まで、話しをする。それによると、今回乗る便は、ひとりだけという。
貸切である。船内は、法被を着た人の方が多い。
コースは、堀川より浦戸を経由し桂浜へと往復する。一時間十分で、千五百円である。
途中、地域のガイドもあり、面白い。
海に出ると、風のため、波が高い。
この波だと、桂浜に行けるかは状況次第だという。
やがて、右手に、坂本龍馬像が見える。樹木と像の色が変わらないため、像を金色にしてはどうかとの話しも出る。
防波堤を右折し、浜の正面に回る。
正面からだと、坂本龍馬像は更に分からない。
それでも、滅多に出来ない体験で、また訪れたいと思う。
帰り際、メンバーより東京での宣伝を依頼される。
(第千六百五十六段)