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迷惑人(えどじんとのちがい)

電車内で見掛けた人について記す。
 朝、中央線内において、ドア付近で立ちながら寝ている女性がいる。年は三十代半ば過ぎか。
 膝が落ちながらも、すぐに体勢を立て直す。器用というのか。
 だけれど、髪を振り乱し、口から涎を垂らしている姿は、他人には見せられないものである。
 同日夕方、小田急線内で、立ってヨーグルトを食べている男性がいた。年は五十近くか。
 夕方のラッシュでも、小田急はかなり混む。そうした中、ヨーグルトを食べている姿は、迷惑以外に言いようがない。
 仮に、電車が揺れ、ぶつかったらどうなるか。
 大人とは、そこまで考えるものだろう。
 察するに、地方出身者か。
 地方出身者は、電車への乗り方を知らない。
 車内が公共の空間であることを忘れている。
 以前にも、これについては触れた。
 一般的に、江戸より住んでいる者は、他人へ迷惑を掛ける乗り方を代々しない。
(第千六百四十四段)
by akasakatei | 2008-03-01 21:41 | 社会心理 | Comments(0)
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