人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中間層心理(しょうひのちゅうしん)

 格差社会については、以前にも触れた。
 最近の傾向を見ていると、二分化されている。
 特に、かつては多かった中間層が完全に見られない。
 この理由を考えると、パソコンの普及などにより、人による事務仕事が減ったことが大きい。
 結果、よほどの知識がないと、中間層にさえなれなくなっている。
 また、経費の調整弁として、これらを非正規社員にする企業も目立つ。
 これは、規制緩和の影響である。
 何れにしろ、諸外国の圧力に負けた政府が、長期的視野も考えなかったことによる愚策であった。
 それに、それを望んだ大企業の責任は重い。
 この波及は、現在、人口構成や家族構成に現れている。今頃になり、非婚者の急増に慌てる状況となっている。これらは今後の消費にも影響を与える。
 だけれど、このことは人間心理を知っていれば、簡単に分かることである。
(第千五百二十四段)
by akasakatei | 2007-11-02 15:09 | 社会心理 | Comments(0)
<< 無礼者同士(はらだたしく) 権利義務例(うばぐるまめいわく... >>