人気ブログランキング | 話題のタグを見る

参議選注文(せいじのいみ)

参議院選挙が終わった。結果は、民主党の大勝であった。
 これに関し、経済界では、これまで与党が目指して来た小さな政府を、再び大きな政府へしないようにとの発言が目立った。
 これは弱者切り捨てを指す。
 今回、有権者は、明らかに小さな政府より社会保障を望んだ。
 御用学者や財界人は、改革が進み景気が回復すれば、誰もが豊かになると言っているが、その根拠はない。そこに見られるのは、アメリカ型の富裕層が優遇される社会である。
 そもそも、御用学者や財界人は、日常生活に困っていないから、将来について語るけれど、現在、この国では、日常生活に困っている人がどのくらいいると思っているのか。
 住む場所もなく、生活保護より低い給与で働いている人がいる。明日のことさえ分からない。
 これは、どう考えても政治の失敗である。
 それを自己責任という政治家もいるけれど、見識を疑う。政治家ならば、人々のために生き易い社会にすべきである。自己利権に走る政治家が多過ぎる。
(第千四百五十二段)
by akasakatei | 2007-08-22 21:30 | 政治 | Comments(0)
<< 角界史(よこづなしょぶん) 地域足文化(みなれない) >>