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八目鰻(すがもあるき)

 最近、老眼気味である。これは誰もがなるものである。何かを食べたからといって、良くなるものではない。
 それでも、巣鴨にある鰻屋の暖簾を払ったのは、身体が求めていたのだろう。
 この鰻屋では、普通の鰻の他にも、八つ目鰻を出す。今回の目的は、これである。
 巣鴨は、小さい頃、とげぬき地蔵へ行くために、よく家族で行っていた。相変わらず、年配者で賑わっている。
 駅を出ると、まず真性寺が見え、商店街に入る。とげぬき地蔵へ向かう途中に、店がある。
 この店については、中学の頃より知っている。というのも、理科Ⅱの授業で魚類の進化に関し、担当教師が話した時に、八つ目鰻の乾燥したものを持って来たからである。その際、店を教えてくれた。
尚、この教師は、今、川越の図書奉行が勤務する町に住んでいるらしい。
 その八つ目鰻は、普通と異なり、かなり弾力性がある。このため、細かく分けられ、ご飯の上にある。
 年配者には量が多いのか、残りを持ち帰る女性もいる。
(第千二百六十九段)
by akasakatei | 2007-02-20 20:46 | 地域 | Comments(0)
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