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多摩川散策(こうされたひには)

 地元を散策する。随分と久し振りである。ここのところ、食欲がなく、多少動くことにした。
 滅多に行かない方向へ足を向ける。
 それにしても、マンションが増えた。また、日曜に休業している飲食店も意外に多い。
 越して来た当時と比べ、大きく変わっている。
 あちこち曲がっている間に、数年前に出来たある道場の前に出る。
 ここはタレントの格闘家である父親が経営しており、新聞の地方面でも取り上げられた。ようやく、その場所を知る。
 多摩川に出ると、小田急の工事が大分進んでいる。近付きたくもなかったのに、整理されている。尤も、完成まで数年は要するだろう。
 南下すると、自動車教習所が見えてくる。免許のために通ったけれど、ここの事務所の人材配置は心理的に考えられていた。
 まず、入校の受け付けは親しみ易い看板娘、会計は実務的な年配女性、バイクの配車は派手な金髪の女性、車の配車は『天才バカボン』のパパ風という感じであった。配車にはよくミスがあり、文句を言わせないようにする意図があったに違いない。
(第千二百五十九段)
by akasakatei | 2007-02-10 21:22 | 地域 | Comments(0)
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