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問題予備軍(かていでのかんきょう)

先に、息子に交通ルールも教えられない警官について書いた。
 思い出したことがある。車内での会話である。会社員同士の話しである。
 AとBとする。Aは五十代半ば、Bは三十代くらいである。
 AがBに話している。それによると、小学生高学年の息子に手を焼いているという。
 何でも、ゲームをやっていて上手くいかないと、その息子がゲームをガラスに向かって投げ付けるらしい。
 このため、ガラスが割れ、Aが怒ったとのことである。当然だろう。そうしたら、息子がAに掛かって来て、顔を引っ掻き、仕事に行けないほどになったと話している。
 そして、この日も学校に行きたくないとの理由で休んだようである。
 結論として、将来、家庭内暴力に走る型と言っている。自分の家庭なのに、Aの話しを聞いていると、全く他人事として感じられる。
 第二次反抗期としてはやや早いものの、何れにしろ、家庭での躾が疎かになり過ぎている。
(第千二百五十三段)
by akasakatei | 2007-02-04 12:42 | 家族 | Comments(0)
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