先に、息子に交通ルールも教えられない警官について書いた。
思い出したことがある。車内での会話である。会社員同士の話しである。
AとBとする。Aは五十代半ば、Bは三十代くらいである。
AがBに話している。それによると、小学生高学年の息子に手を焼いているという。
何でも、ゲームをやっていて上手くいかないと、その息子がゲームをガラスに向かって投げ付けるらしい。
このため、ガラスが割れ、Aが怒ったとのことである。当然だろう。そうしたら、息子がAに掛かって来て、顔を引っ掻き、仕事に行けないほどになったと話している。
そして、この日も学校に行きたくないとの理由で休んだようである。
結論として、将来、家庭内暴力に走る型と言っている。自分の家庭なのに、Aの話しを聞いていると、全く他人事として感じられる。
第二次反抗期としてはやや早いものの、何れにしろ、家庭での躾が疎かになり過ぎている。
(第千二百五十三段)