他に岡崎で思い出すのは、徳川家康である。今回、何れも訪れない。
目的は、愛知環状鉄道の岡崎駅構内におけるJRと別線になった部分である。
春日井より戻り、東海道本線で岡崎へは九時三分に着く。ここより、中岡崎まで行く。
そこには隣接して、名鉄の岡崎公園前がある。歩いてすぐなのに、駅名が異なる。地元以外の人は乗り換えられるとは知らないだろう。
無人の名鉄のホームへ行くと、少年サッカーチームのメンバーが電車を待っている。
各駅停車しか停まらない駅である。通過列車がある度、ホームを走り、電車と競争している。
九時三十一分発の電車に乗り、新安城、神宮前で各々特急に乗り換える。
途中、十一月に高架になったばかりの鳴海を通過する。これが目的である。
名古屋へは十時十分に着く。
(第千二百十五段)