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日本橋再生(ほくさいのそら)

 日本橋に出来たHDDVDプラネタリウムへ行く。期間限定である。
 日本橋再生計画として「北斎の宇宙」を観ることが出来る。
 三十分で、千五百円とそう安い値段ではないもののの、北斎が気になり、足を運ぶ。それに、プラネタリウムは嫌いではない。星には詳しくない。ただ、あの空間にいるのが良い。
 訪れている人は女性がほとんどである。それも若い人が多い。製作者目当てか、内容かは分からない。
 作品は現代日本から始まり、主人公が北斎に導かれ江戸へ行き、そこで大切なことに触れる構成である。
 この大切なこと、それが北斎の作品と関係する。作品に対する北斎の情熱である。
 その瞬間を大切にする。分かっていても難しい。
 今回、こうしたメッセージ性を持つものとは思わなかった。
 最後に、技術に関していえば、時々、主人公の会話が聞き辛かった。 
 尚、観賞後、一月に使える招待券を貰う。違うプログラムを楽しめるという。
(第千二百十段)
by akasakatei | 2006-12-23 21:00 | 文芸 | Comments(0)
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