最近、小田急は毎日のように遅れる。特に、帰りが酷い。
その理由は、線路内に人が侵入した、人身事故など様々である。
ここで、問題なのは、電光掲示板で表示しているためか、案内放送がないことである。
例えば、先日、急行がなかなか来そうにもなかったため、各停に乗ることにした。最後部である。
車輛は最新のものである。このため、放送は自動で、車掌は乗り換え駅や出口の方向が変わる時に行なうくらいである。
この時の車掌はベテランであったにも関わらず、そうした場合の放送が聞き取り難かった。見れば、マイクと口がかなり離れている。
また、待避における案内でも間違っていた。
ダイヤの乱れとはいえ、それについての放送もなく、知らない人は不安になるであろう。
小田急が、更に呆れるのは、地元の駅である。こうした事態だというのに、案内もなく、本来なら、有人改札に立つべきと思われる。それがいない。中を覗けば、爪の手入れに余念がない。
それにしても、自動改札になる前、ここの駅は、駅員が朝晩に挨拶をしていた。それがいつの間にかなくなり、揚句には、早朝に無人化された。最早、地元で愛されている駅とはいえない。
(第千百六十段)