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鼠国踊(ねずみのおやど)

 先月、北京で見付かった北朝鮮の代表者の子息という人物が、各紙を写真付きで賑わせた。
 我が国に不法侵入しようとした頃の写真もあったけれど、益々太り、一見したところ、その筋の人か、売れない演歌歌手を思い浮かべてしまった。何にしろ、民を犠牲にした上でのことに違いない。ダイエットを志すならば北朝鮮へ行けというのは、強ち嘘ではないということだろう。
 それにしても、各国を放浪しているようだが、我が国へ不法侵入しようとした時は、ディズニーランドへ行くためだったというから呆れる。確か、北朝鮮ではアメリカのものを否定しているのではなかったか。そんなに鼠が恋しければ、自国にいくらでもいるわけだから、それと戯れていればいい話である。尤も、食糧難の民が食い尽くし、または鼠があまりの貧しさに韓国や中国に逃げ出していなければの話ではある。
 かつて、そこは鼠一匹いない綺麗な国と誰かが言っていた記憶があるものの、実は先に書いたことがその真相ではないかと思っている。そうでなければ、説明が付かない。
(第四百八段)
by akasakatei | 2004-10-12 21:08 | 社会心理 | Comments(0)
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