江戸東京たてもの園で行なわれている特別展「できゆくタワーの足もとで 昭和30年代のくらし」へ行く。
ここは、以前、千住の写真家と花見で訪れたことがある。車の往来が激しく、今回はバスに乗る。
訪れた日は、また、朝顔市とほおずき市も開かれ、係員の話しだと、「入谷の朝顔市と同じところから仕入れており、値段も三割ほど安い」という。
着いたのが十一時過ぎで、残念ながら花は萎れている。自宅の朝顔との違いを観察する。
花を愛でた後、目的の特別展を覗く。
まずは、その象徴である東京タワーが真っ先に置かれている。
このところ、脚光を浴びている東京タワーだけれど、子供の頃から見慣れた者にとって、興味深いのはその完成までの写真である。
この後、個人関係の展示となる。
定番の卓袱台は勿論、珍しいものとして、年賀状やランドセル、教科書もある。
更に、子供関係では、大相撲カルタがある。相撲については、他にも、メンコが並べられている。その人気を知る。
(第千四十五段)