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不信対応例(こうりつのさき)

 最近では、電話で銀行に口座の残高を問い合わせると、照会センターに繋がり、必ず本人確認を行なう。その際、通帳の最終残高まで答えないとならない。
 これに関しては、以前にもその問題点に触れた。ここでは、別の面を論じたい。
 例えば、手元に通帳がない場合もある。企業では、通帳は経理が管理し、他の部署が当日の入金を確認したいこともある。こうした時、ある都市銀行では、行員によってその対応が異なる。
 甲は折り返しの連絡、また、乙は他の通帳が手元にあればその電話で教えてくれ、丙は全く教えない、と様々である。
 あまりにも、それが違うので、銀行に訊いたところ、納得する答えはなかった。
 察するに、いつも電話で対応するのは年配者が多く、パートと思われる。教育が行き届いていないのだろう。
 どこの企業も正社員が減り、派遣社員や契約社員、パート、そしてバイトが増えた。企業は効率的と思っているのかもしれないけれど、長期的には社会的にもマイナスで、社会的ジレンマとなっている。どうして、気付かないのか。
 結果、先の銀行の例でいえば、行員の対応に差が生まれ、これはサービスの低下を意味する。
 預金者はここら辺を重視する。これは不信を持つに充分過ぎる。
(第八百九十一段)
by akasakatei | 2006-02-07 20:58 | 産業 | Comments(1)
Commented by rnakaji at 2006-02-07 22:30
それは、テレホンバンキング、もしくはインターネットバンキングっていう便利なサービスを申し込めば、一発で解決するとおもいます。どの銀行もやってるので、利いてみてください。
自動応答で残高なら教えてくれる銀行もあるはずです
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