正午に池袋演芸場を出る。日が高いこともあり、サンシャインシティ内にあるプラネタリウム、スターライトドーム“満天”に行く。
現在、行なわれている番組は、「天・地・水 月光浴」、「 “Cosmic Safari” これが地球外生命だ!」と「星香る秋」である。
正直、地球外生命に関しては、ナビゲーターが春風亭昇太師匠以外に見所はない感じで、また、CGのため、動きが悪そうに思え、敬遠したかったものの、時間の関係上、仕方なく、八百円を払う。
中は、小さな子供連れが多く、騒いでも注意しない親の態度に疑問を覚える。
プラネタリウムは小学校で行ったのが最後である。星の勉強に行ったはずだけれど、日常において故郷では星空は望めず、その知識については皆無である。
今回、足を運ぶ気になったのも、ただ日常の疲れを忘れたいためだけである。
期待しないで観た地球外生命だが、一応は科学的な分析をしていた。
けれど、落語好きにとっては、師匠の語りに、子供や落語に関心のない人には分からないことが、いくつかあった方が気になる。
(第七百六十八段)