大型店舗談(こうがいのみに)

 仕事場に観葉植物がある。鉢植えである。伸びるにつれ、その土が足りなくなり、事務所近くの花屋で探すものの、土はなく、ホームセンターを勧められる。日本橋界隈にあるという話は聞いたことがなく、地元のホームセンターを訪れることにする。
 これまで、そこを訪れたことはない。ただ、こうした店があるということ、これは、心情的には改めて都落ちした気分を確認するには充分である。特に、立体型駐車場を見ると、その思いは強くなる。
 店内には土や大工道具、ペット用品などが置かれ、その土にしても、何種類かあり、果たしてどれが良いのか分からない。
 結局、この後、JAに行く。これもまた、郊外にしかないものである。
 郊外で思い出したけれど、子供の頃、墓参りで、武蔵境で西武多摩川線に乗り換えた時、鳩のマークをシンボルとする大手スーパーの看板が見え、随分と遠くに来た心境となった。
 大型のスーパーがなく、商店街を中心とした都内で生活している者にとって、正直、心細いものであった。
 これらに対し、苦手意識は依然とある。そういう点では、未だ、地元の生活に溶け込んでいるとは言えないだろう。
(第七百三十九段)
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by akasakatei | 2005-09-08 22:16 | 地域 | Comments(0)
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