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下駄占(ねこにきけ)

梅雨に入り、傘が手放せない。鞄にはいつも折り畳みが入っている。こういう状態だと、天気予報を確認する必要もないのだが、毎朝、出掛ける前には目を通す。
これは何を着ていこうかと思うからである。
最近、世間では首相を筆頭に軽装である。定着するか否か、興味深い。過去、半袖のスーツにネクタイ姿で省エネルックと言って、これも当時の首相が着ていたけれど、結局、定着しなかった。
とはいえ、今回、多くの民間企業で、軽装になったかといえばそうでもない。相変わらず、スーツにネクタイである。
仕事場でも同様である。出掛けに何を着ていくかと迷うのは、その日の天気次第で、何色にしようかと思うためである。
例えば、黒系ならば濡れても目立たないものの、グレー系だと目立つ。現在、上着、ズボンを上下で別々にしており、ズボンの色は黒、グレーが半々である。見た目はグレーの方が涼しそうだけれど、濡れたとなるとすぐにグレーはクリーニングに出さないとならない。
先日も、それが雨に濡れクリーニングに出し、戻ってきた日、天気予報では曇りだったので、着ていったところ、天気予報が外れ、すぐに出さなければならなくなった。予報士は何をしているのか。外れても、自然相手だから、我々は文句も言えず、そうした視点からすれば、予報士とはなかなか気楽そうな商売である。猫に訊いた方が未だ当たるかもしれない。
(第六百六十五段)
by akasakatei | 2005-06-26 22:05 | 社会心理 | Comments(0)
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