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木挽町昼高麗屋襲名(はつはるこびきちょうひるこうらいやしゅうめい)

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(初春歌舞伎座祝い幕:2018年1月24日撮影)

先の雪が残っている場所も多く、歩き難い道もある。雪掻きしているか否かで、その家の人間が分かる。
 雪は止んだが、寒気は強く、油断すると風邪引きそうだ。
 そうした中の一月二十四日、歌舞伎座昼の部へ行く。壽初春大歌舞伎となっている。

高麗屋三代の襲名披露で、『箱根霊験誓仇討(箱根山中施行、箱根山中白滝)』、『七福神』、『菅原伝授手習鑑(車引、寺小屋)』が並ぶ。

 目的は『箱根霊験誓仇討(箱根山中施行、箱根山中白滝)』だ。

 観たことはなく、襲名披露は、偶然、三階席のチケットが取れたので、その延長上という意識だ。三階席がなければ、一幕席を考えていた。

 目的の演目は、最初、猿之助丈が出演する予定だったが、先に触れた怪我のため、配役が変更となっている。

当日、一幕見席のチケット売り場を見れば、結構、行列が出来ている。珍しい演目だからか。
 最近では、観たことがない演目を中心に足を運ぶが、最初に出る演目なら、かなり朝早く行けば座れるはずだ。ただ、二番目以降は、分からない。このため、一幕見席を利用することはなく、半日を劇場で過ごすことになる。

昔の劇評を読むと、一幕見席は意外にあったようだ。今では、ない劇場ばかりだ。

 (第五千二百七十一段)


by akasakatei | 2018-02-04 17:41 | 文芸 | Comments(0)
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