(人が食卓に思うのは:2017年12月3日撮影)
大島久幸氏の『名優の食卓』(演劇出版社)を読む。一般の書店では並ばないようで、直接、出版社に頼む。
届いた本を見れば、ISBNがカバーにはない。
内容は、故人となった歌舞伎役者の食に関するものだ。
実際に、観たことのない役者がほとんどだ。
興味深いのは、多くの役者が肉好きで、それに、好きになったら、そればかり口にすることだ。
また、正月準備に関し、意外と当主がお飾りなどを作っているみたいだ。
今の役者はどうなのだろう。
それを頭で想像しながら、客席に座りそうだ。
そうした中、気付けば、師走も一週間が過ぎようとしている。産土神より、大祓いの案内が届く。
大晦日や正月も仕事だ。
事前に持ち込むしかない。
初詣に行けるとしたら、お飾りが取れる頃か。
来年はどうなるのか。
(第五千二百十四段)