(客室からの夜景:2017年12月3日撮影)
十二月三日、本厚木より、十時四十分の神奈川中央交通バス「厚20」系統で、宮ケ瀬へ向かう。
本厚木からの乗車時間は一時間だ。どこかの歩こう会の一団と一緒になる。
宮ケ瀬湖畔にある宿で泊まる予定だ。地元の世捨て人一家と一緒だ。
目的はない。ただ、世捨て人の娘が、お泊りに行きたいとのことで足を運ぶ。
宮ケ瀬はダムが有名だ。
その宮ケ瀬ダムには、遊覧船があるものの、先の台風の影響で休んでいるらしい。
水位が上がり、桟橋が壊れたという。
また、着いて知ったのは、冬には電飾化されるみたいだ。
昼前に着き、泊まる旅館に併設されているレストランで、ダムカレーを食べる。
昼食後、荷物を預け、大橋を渡る。この橋は片側通行なので、戻りは、ロードトレイン「ミーヤ号」にする。
チェックインし、併設の土産物コーナーを見ると、大きな蜘蛛がおり、世捨て人の娘が、女将に告げる。人に馴れた野良猫も入って来る。
次に、ジュースの自販機を使うと、売り切れも多く、押したものが出て来ない。別のものだ。出て来ても、ホットなのに、コールド専用商品が使われていたりする。
夜、電飾が始まり、人通りも増える。
夕飯には、鮎や猪鍋が並ぶ。
風呂には三回入り、翌朝は釜飯だ。
(第五千二百十三段)