(仮花道が設けられた歌舞伎座十月公演:2017年10月15日撮影)
十月十五日、歌舞伎座昼の部へ足を運ぶ。
音羽屋の新作歌舞伎『極付印度伝マハーバーバラ戦記』だ。
今月は夜の部へも行く予定だ。チケットの手配の関係上、夜の部は、後日、行くつもりだ。
やや早く家を出、戸越銀座へ向かう。日曜に朝も営業している銭湯がある。
東急池上線の改札を抜け、雨の中を歩く。
戸越銀座の商店街は有名だが、雨の朝、それも七時過ぎだと、流石に侘しい。
銭湯は八時からだから、場所を確認後、チェーンのカフェで少々休憩する。
八時ちょっと前に行くと、肉体労働者らしき人間が何名かいる。お互い顔見知りではないようだが、妙に盛り上がっている。
その内のひとりは五十代で、仲間でディスコ通いをしているという。
浴室の絵は、富士と白浜だ。
ところで芝居に関し、物語はインド叙事詩が下敷きとなっている。かつてこの種のアニメもあり、観たところ、内容の理解に時間が掛かった。
この芝居も耳慣れぬ固有名詞が結構出て来る。
要は、戦を止められるか否かで、現在、圧力を叫んでいる輩は、どう感じるか。
(第五千百六十八段)