猿若歌舞伎座夜(さるわかさいよる)

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(祝い幕:2017年2月19日撮影)


映画館を出、新宿から品川経由で、京急蒲田まで行く。銭湯に足を延ばす。
 この日の夜は歌舞伎座だ。
 それまで、時間がある。
 銭湯は駅近くで、日曜は朝から開いている。新しい建物で、露天風呂もあり、文庫を捲る五十代もいる。上映中、霜焼けが、再び、痛み始め、よく暖める。この日の特別湯は、高温風呂だ。四十四度で、誰も入っていない。

入浴後、やや小腹が空き、歌舞伎座近くの店で、洋食を口にする。お八つ間近で、これなら、終演まで持つだろう。
 歌舞伎座での二月公演は、猿若祭と冠が付いている。

 『門出二人桃太郎』、『絵本太功記(尼ヶ崎閑居)』、『梅ごよみ』の演目が並ぶ。

 これらのうち、『門出二人桃太郎』、『梅ごよみ』が目的だ。観たことがない。

 前者は、当代勘九郎丈の長男、次男の初舞台となっている。

 また、後者は、為永春水の人情本だ。

(第四千九百二十九段)


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by akasakatei | 2017-02-27 22:49 | 文芸 | Comments(0)
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