現代版長屋花見(げんだいばんながやのはなみ)

 
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(現代の大家とは:2017年1月12日撮影)


仕事場で大掃除後、お疲れ会があったものの、誰もが乗り気ではない。
 言い出したのは、新しい女責任者だ。
 これまで、こうした会は一度も行なわれたことはない。
 会議の出来るスペースはあるが、汚れるからかとそこは使わず、普段、使う部屋での立食となる。
 全員集まっても十二人だ。
腹痛なのに呼び出され者、休憩していたのに呼び出された者など、個人の都合には関係なかった。
 集合があったから来たのに、なかなか乾杯が始まらず、ついには、怒る者さえ出る始末であった。
 ほとんどが嫌々集まり、落語の『長屋の花見』を思い出す。
 ただ、酒の代わりに茶ではなく、お歳暮のビール、卵焼きの代わりに沢庵でないことは救いだった。
 乾杯後、何も口にせず、帰る者もあり、残された者はそれこそ、御通夜のように、無言のままで、気不味い雰囲気であった。
 結局、三十分くらいで終わる。
(第四千八百九十二段)
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by akasakatei | 2017-01-21 07:11 | 社会心理 | Comments(0)
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