新春演舞場髙嶋屋昼(ふたごすみだがわ)

 
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(襲名の祝い幕:2017年1月8日撮影)


正月八日、新橋演舞場の昼の部『雙生隅田川』へ足を運ぶ。観たことのない演目である。
 三代目右團次の襲名、二代目右近の初舞台ともなっている。
 また、いつも気になる役者の名及び屋号が、師匠の襲名により変わった。
 劇場前の弁当屋の女店主と新年の挨拶を交わし、昼飯を調達する。弁当といえば、劇場内の弁当では、この日、寿司は出来ないよう
で、弁当屋に流れる人が結構いる。
客席は、三連休の真ん中だというのに、満員だ。
隣になった媼は、ひとり暮らしで、各地の劇場を回っていると、
幕間に話す。元旦から、あれこれと出掛けているという。
ところで、物語は、近松門左衛門の作で、外連味が溢れる。
新右團次丈が、得意とするところだ。
ただ、元武士だった人買いが、主君の子と知らず、折檻の末に殺
してしまうなど、観ていて、何とも言えない場面もある。
そういえば、最近、猿翁一門は、新派に移籍する者など、動きが
激しい。
(第四千八百八十八段)
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by akasakatei | 2017-01-17 17:08 | 文芸 | Comments(0)
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