生田辺散歩(いくたあたりをあるく)

 
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(作家が見たであろう光景が広がる:2016年12月15日撮影)


いつもの店で飲んだ翌日、仕事は休みだ。
 生田まで列車に乗り、文学散歩をする。
 生田では、これまで、何回か下車したことがある。そのうち、一回は、同様に文学散歩であった。
 対象は、故庄野潤三氏の晩年の作品である。
 作品に描かれた町は、ほとんど実在するもので、読んでいると、読者もその町に生きているかのように錯覚するから不思議だ。
 以前に訪れた際は、残念なことに道に迷い、断念した。
 今回も最初は同様だったが、今は、便利なことに、スマートフォンを使えば、その場で必要な情報が得られる。
 途中で、軌道修正が出来る。
 作家の住んでいた町は、本当に、「山の上」だ。
 そこからの眺めは良く、遠く、スカイツリーの頭まで見える。
 また、描かれたように、風も強い。
 ただ、今では、団地やマンション、一戸建ても増え、作家が住み始めた頃とは、かなり雰囲気も変わっている。
 山から下り、作家が通った店で昼食とする。尤も、この店については、作品を読む前から、入ったことがある。老酒を楽しむ。
(第四千八百六十二段)
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by akasakatei | 2016-12-22 15:14 | 文芸 | Comments(0)
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