虫聴雨(あめあがりのむし)

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(喜多能楽堂:2016年9月25日撮影)


夏の間、閉まっていた時々足を運ぶ割烹が、営業し始めた。
仕事帰り、口開けと同時に入る。
何故、休んでいたのか、中に入って分かる。
改装していた。
明るくなった感じだ。
久し振りに、店主の天婦羅を楽しむ。
帰る頃には、常連の顔が並ぶ。
ひと月休んでも、常連が戻って来るのだから、意外に、親しまれ
ているのだろう。
この日の昼についていえば、定食終わりましたと表に出ていた。
ところで、この夜は日々のことで疲れ、杯を傾けたくなり寄る。
暫く、過ごす内に、地元の世捨て人が、妻子を連れ、現れる。
相変わらず、娘は元気な様子だ。
微酔い気分で、外に出る。
雨は上がり、虫の音も聴くが、これももう少しで終わりだ。
九月二十五日は目黒へ能を観に行く予定だ。
久し振りに、傘がいらなそうだ。
(第四千七百七十五段)
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by akasakatei | 2016-09-26 20:02 | 社会心理 | Comments(0)
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