如月歌舞伎座昼夜劇(かぶきざにがつのいちにち)

b0031140_2351895.jpg

(早春の歌舞伎座:2016年2月7日撮影)


二月七日、歌舞伎座の昼夜公演に足を運ぶ。
昼は『新書太閤記』、夜は『ひらかな盛衰記(源太勘當)』、『籠釣瓶
花街酔醒』、『小ふじ此兵衛浜松風恋歌』が並び、これらのうち、昼と夜の『ひらかな盛衰記(源太勘當)』が目当てだ。
 都内に出ると、昨夜の雨は止み、青空が広がる。
 九時過ぎだが、場外馬券売場には行列が出来ている。
 思えば、明日は春節だ。銀座には、多くの中国人が訪れるに違いない。
 昨夜は、仕事場から、ラム酒とジンを貰い、つい試してみた。些か、残っており、よく行く喫茶店で、紅茶を頼む。
 さて、昼の部は故吉川英治氏が原作だ。何度か歌舞伎化されているものの、今回は新しい脚本で、菊五郎丈が演じる。
 今月は三階席だ。若い学生の他、体格の良い外人もいる。ただ、持て余し、座席に入らず、パイプ席が用意されている。
 ところで、内容だが、昼は、吉右衛門丈の明智光秀が印象に残る。吉右衛門丈は、夜に世話物も演じる。耐える役が似合う。
 この世話物は、何度か観たが、観る度に、女の身勝手さを思う。
 また、目当ての夜の時代物は、錦之助丈が光る。
(第四千五百四十六段)
[PR]
by akasakatei | 2016-02-10 23:04 | 文芸 | Comments(0)
<< 精神力限界(せいしんりょくとは) 古良本(かつてのそしきは) >>