(冬の宵川面も白く広瀬川:2015年12月15日撮影)
翌十五日、仙台六時三十六分発「はやぶさ2号」で、東京へ向かう。
辺りは、未だ、暗い。
早い列車に変更したのは、阪神の魚崎から芦屋付近の下り線が、先日、高架になったからだ。
仙台を出発する頃、明るくなり始める。
大宮を出ると、東京へ入る列車が多いこともあり、低速運転で、八時七分に東京着。
十三分の接続で、「のぞみ209号」に乗り換える。
これまで、大宮で各方面の新幹線に乗り換えたことはある。東京では、初めてかもしれない。
それにしても、最近は体調が悪く、昨夜も寝られず、寒気と頭痛に悩まされた。
このため、東海道新幹線内では、座ると同時に寝てしまう。十時五十三分に新大阪に着く。
在来線で大阪へ、阪神の梅田に急ぐ。
十一時十五分の直通特急に乗る。山陽の車輌である。
今年は、阪神に乗ることが多い。何れも高架化関係だ。
十一時四十六分、神戸三宮着。地下鉄で、新神戸に回る。
事前に取ってある指定券を変更しようと窓口に行けば行列だ。三つの窓口のうち、ふたつがオバサンに占領され、全く進まず、実質ひとつしかないのと同じだ。
(第四千四百九十段)