(雨上がり冬紅葉差す入日かな:2015年11月9日撮影)
仕事場の責任者は、未だ、本調子には遠く、一時間くらいしか出て来ない。
そうしたある日、耶蘇の婆が、ミャンマーの最大野党を率いる女性に似ていないかという。
思うに、薄いところ、それに、髪が重たそうなところが、そう見えるのだろう。
個人的には、タツノオトシゴだ。
骨と皮ばかりで、木乃伊にも見える。
その日の帰り、列車に乗ると、地獄の底からのようなひとり笑いをしているオッサンがいる。
戦時中みたいな帽子を被っている。
酔っているのか、頭が可笑しいのか。
何れにしろ、疲れる日々だ。
そうした中、今度は、会社のトップに怪しい病気が見付かったらしい。
どうなることか。
先が見えない。
(第四千四百六十一段)