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試験版:木下歌舞伎(こまばしんじゅうもの)

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(十六夜や一献毎に顔変えし:2015年10月1日撮影)


先日の寺での落語会において、婆が多いとした。
隣りに座った婆は、上演中、飴を鞄から出そうとし、袋を開ける
音、更には、すぐ後方の婆の携帯電話からは着信音が鳴り出す。
何れも、迷惑この上ない。
何故、始まる前に気付かないのか。
そうした中、ある芸能人らの結婚が報じられ、官房長官が国のた
めに子供云々という。違和感しかなく、戦争のためかと思うと同時
に、少子化の原因が分かっていないと感じる。
分かっていないといえば、某自治体で、職員が窓口に来た住民に
腹を立て、暴力行為を働いたらしい。
自治体職員は、法的に問題があるかどうかで決めるから、住民が
納得しない。不思議だ。
不思議で思い出したが、戦前の改造文庫の目録に、プロレタリア
文学が並んでいる。出版社の性格上、不思議ではないものの、つい
時代を考えてしまう。
そうした折りの十月一日、こまばアゴラ劇場へ、仕事帰りに寄る。
木ノ下歌舞伎で、『心中天の網島』が上演されている。
どういうものかと思い、興味を持つ。
席は自由席で、初めての劇場だから、一番前にする。ただ、ベン
チ席で、人気がない。というのも、長時間座っていると、痛くなっ
てくる。
劇場内は狭いが満席で、客層は幅広い。
ところで、内容だが、現代に置き換えており、それでいながら、
刀やキセルなどが小物として登場する。
 また、音楽劇にもなっている。
(第四千四百二十二段)
by akasakatei | 2015-10-09 23:31 | 文芸 | Comments(0)
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