試験版:故小津無声作品(えいががっこうとらくだい)

b0031140_22373621.jpg

(秋風や日捲り裾にゴムを巻き:2015年9月24日撮影)


九月の連休明け、仕事帰りに神保町へ寄る。例により、映画だ。
神保町シアターで、特集「松竹120周年記念 百花繚乱 昭和
の映画女優たち」が組まれている。
そのうち、『大学は出たけれど』、『落第はしたけれど』を観る。無
声映画で、生伴奏が付く。
大学は出たけれどという言葉は、子供向けの学習漫画で読んだ記
憶がある。卒業しても就職がない学生らの会話に使われていた。時
代背景は不景気で、身売りする娘も描かれていた。
さて、内容だが、どちらも故小津監督の作品である。
前者は卒業後、職のない若者、後者は卒業出来なかった学生を描
く。特に、後者の場合、卒業した友人らの職がなかなか決まらず、
慌てて卒業しなければ良かった、との台詞が印象的だ。
 ふと学生時代を思い出す。
 何名かの留年した知り合いがいた。
 社会に出た時、現実の壁を知り、学校が懐かしく、また、早く卒
業したことに対し、確かに、早過ぎたと感じたものだ。
 尚、それ以来、彼らとの音信はない。
(第四千四百十三段)
[PR]
by akasakatei | 2015-09-30 23:36 | 文芸 | Comments(0)
<< 北沢二人会(しもきたざわでのらくご) 故小津無声作品(えいががっこう... >>