弁護士が局部を切断された事件があった。
報道によれば、朝七時台より、加害者、その妻、被害者らで話し合いの最中だったという。
思ったのは、早い時間ということだ。
報道では、はっきりしないものの、妻と被害者に関係があったと推測される。
何れにしろ、加害者の怒りが分かる。
仮に、弁護士が関係を持っていたとしたら、高い代償だ。
察するに、弁護士だから、口は達者なはずで、言い包めようとしたのではないか。
法律関係者にいえるのは、条文や判例ばかりを目にしているからか、合理的思考の連中が多い。
それが、一般の人間には分かり難い。
この点で、言い包められた方は蟠りを持つ。
相手のことを考えず、己のことばかり故、法律関係者には良い印象はない。
現在、法的安定性が軽視されている。首相は、己が総理だから正しいとした。ならば、何かに問われた際、俺の論理ではという輩も出て来るに違いない。
(第四千三百七十段)