法案審議会後、政権側は、憲法学者らの意見に、かなり不満だったようだ。
現実を見ていないという政治家もいるが、ならば、改憲してから、行えば良いだけの話しだ。
改正までは、否定していない。
また、武力より、まずは外交ではないか。
更に、よく話しあったという政治家もいるものの、結論ありきのため、無理が出る。
何れにしろ、自衛隊の存在自体が憲法に触れ、それを何とか取り繕ったのが、現状だ。
それ以上のことをするなら、益々、危険になるだけだ。
実際、思い通りにならないため、防衛大臣は立憲主義を軽視する発言をし、自民党副総裁は憲法学者らを批判した。
ここで疑問に思うのが、憲法に関しては、与党連中より憲法学者らの方がよく知っているはずだ。手続きを踏むべきだ。
ところで、先に現実を見ていないとした政治家は、本当に現実が見えているのか。国内を知っていれば、他国の争いに関わっている場合ではないだろう。
(第四千三百二段)