先日、JR京浜東北線で朝のラッシュ時に、乗客が二時間も缶詰となった事故があった。
この時間は拷問に違いない。原因は停電とのことであり、こうなると、空調は効かず、気分が悪くなる者が出てくる。更に、最近の車輛は窓が開かないものもある。
JR東日本は、一刻も早く、現場で乗客を降ろすべきだった。これに関して、会社は並行する東海道本線が遅れるので出来なかったと説明している。ここには、乗客の安全よりも、定時運行を重視したことが覗える。
確かに、定時運行は大切なものの、それよりも安全が大切なことは疑いようがない。この認識は改める必要がある。
安全といえば、先日、東京駅で中央線快速に乗るためエスカレータに乗ったものの流れが悪い。どいうものかと、ホームに上がれば、いくつかある下りのエスカレータのひとつが動いていない。駅員が入らないように側にいる。このため、電車が着く度、代わりとなる下りエスカレータに人が殺到し、上がってくる人もいるので、そこで動きが止まってしまう様子である。将棋倒しにならないのがおかしいくらいである。
以前から、このホームの構造上の欠点については書いてきた。早急に手を打つべきである。
(第五百八十三段)