人情裏長屋(いどのちゃわん)

二月も半ばだ。この時期、国立演芸場中席では、鹿芝居が行なわれる。毎年、決まった顔触れだ。
永田町で下車し、トイレへ行くと行列だ。日曜の午前中なのに、何かあるのか。
コンビニも若者で込んでおり、近くのチェーンの喫茶店も同様だ。
国会議事堂近くということもあり、いつも以上に警官も多い。日の丸を持った右系のオッサンが警官と押し問答をしている。
開場前、伝統芸能情報館を覗く。「文楽入門」が展示されている。三味線の作り方もある。祖父の仕事場を思い出す。今、見ると、かなり細かい作業だ。
ところで、今年の鹿芝居は『人情裏長屋~井戸の茶碗~』だ。
開場を待つ間、様々な話しが耳に入る。最近の噺家の動向、政談などだ。政談は、噺を聴きに来るだけあり、オスプレイを買うなら、医療費に回せというものだ。祖父の亡霊に取り憑かれているとまで言う。
終わった後、三軒茶屋に出、温まる。浴室の絵は富士で、昔ながらの銭湯らしい銭湯だ。
(第四千百八十六段)
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by akasakatei | 2015-02-15 21:27 | 文芸 | Comments(0)
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