如月朔散策(にしたいしどうまえさんさく)

二月一日、前日に公開された『繕いを裁つ人』を朝一番に新宿ピカデリーへ観に行く。監督の三島有紀子氏が気になったので、足を運ぶ。
来ている人の多くは、女性年配者だ。
物語は、仕立て屋の二代目を描く。
最近では、既製服を買う人がほとんどのため、仕立て直すことを忘れている人もいるはずだ。頼もうとして、そうした店がなくなっていることに気付く人もいるに違いない。
終わった後、渋谷経由で西太子堂前へ向かう。月に一度の学生時代の友人らとの散策だ。
今年のテーマは商店街だけれど、西太子堂前にはなく、若林まで歩き、松陰神社方面を目指す。
この一帯は国士舘大学のキャンパスが目立つ。高校の頃、一度、訪れたことがある。鬱蒼としていたそれが、今では無機質な感じとなっている。
庭先の梅が綻び始めた住宅街を歩き、松陰神社へと着く。大河ドラマの影響か、訪れる人が結構いる。
商店街の中華料理屋で杯を交わす。とはいっても、ほとんど飲めない。
散会後、口開けしたばかりの近くの銭湯で温まる。浴室の絵は海岸だ。
(第四千百七十二段)
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by akasakatei | 2015-02-01 17:35 | 文芸 | Comments(0)
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