試験版:師走歌舞伎座昼(しわすかぶきざひる)

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(師走の歌舞伎座:2014年12月19日撮影)


十二月十九日、歌舞伎座昼の部へ行く。
『源平布引滝(義賢最期)』、『幻武蔵』、『二人椀久』だ。
このうち、目的は『幻武蔵』で、新作歌舞伎である。演じるのは、萬屋だ。武蔵が新たな道を見付けるまでを描く。萬屋は、こうした作品だと、似合う。大和屋の演出である。
平日であるにも関わらず、込んでいる。今回は三等B席である。周囲は、六十代以上の女性が目立つ。男性の姿自体が少ない。
並んだ演目のうち、多くの人の目的は松嶋屋が演じる『源平布引滝(義賢最期)』か。
これは、同じ松嶋屋で、正月に浅草で観た。あれから一年の時が流れたのかと思う。
ところで、すぐ後ろの席に三歳くらいの男の子がいる。時々、声を上げる。
周囲のオバサンらも、例により、知人同士で来ているので、上演中も私語を交わす。
オバサンらで困るのは、幕間にトイレに行く際、なかなか席の前に空間を作ってくれないことだ。何故か、知らぬけれど、時間が掛かる。作れないなら、立ち上がれば良いだけの話しだ。
『二人椀久』は舞踊だ。成田屋と大和屋だ。
尚、久し振りに、師匠から破門され、成田屋一門に名を連ねる道行丈を観る。
終わった後、大川を渡り、銭湯まで足を延ばす。
勝どきの銭湯は、マンションの地下にある。口開けと同時に、常連で一杯となる。何れも、年配者だ。常連より、身体の洗い方を伝授される。
(第四千百三十七段)
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by akasakatei | 2014-12-28 22:21 | 文芸 | Comments(0)
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