試験版:二十六年師走夜文楽(せんしゅうらくのぶんらく)

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(国立小劇場の千穐楽:2014年12月16日撮影)


東銀座から歌舞伎座を巡り、湊の銭湯が開くまでに時間があり、銭湯上の喫茶店で休む。今風のビルである。
購入した筋書きを手にし、思い出したことがある。以前、知人から貰った筋書きの割引券のことだ。これを持って来るのを忘れた。酒を飲んでいたからか、物忘れか、何れにしろ、買う際には完全に頭になかった。医師は頸椎と言っていたが、誤診ではないか。
過ぎたことを悔いても仕方がなく、湯に入り、忘れることにする。平日だからか、雨だからか、開いてすぐの銭湯は他にひとりいるだけだ。
シックな内装で、音楽が流れる。
ただ、何となく暗い感じがするのは、何故か。
暖まり、永田町へ移動する。
今回の演目は、『伽羅先代萩(竹の間・御殿)』、『紙子仕立両面鑑(大文字屋)』だ。尚、この日が千穐楽だ。
これらのうち、後者が目的だ。前者も初めてだが、芝居では何回か観ている。プログラムによれば、芝居から移されたらしい。
目的の後者は、四十年以上振りに、東京で上演される。観た範囲だと、世話物として面白い。上演されないのが不思議な作品だ。
ところで、イヤホンガイドにおいて、混雑緩和のため、実験的にセルフサービスを行なっている。あぜくら会入会者は事前にチケットを見せる必要があるのだが、これを知らぬ年配者がチケットを探すために、行列が滞る。
(第四千百三十三段)
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by akasakatei | 2014-12-24 23:49 | 文芸 | Comments(0)
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