幼児連散策(ようじとあるく)

 ある平日の午前中、地元へ国領の世捨て人が、子供を連れて来る。
 こちらから訪ねることが、ほとんどなので、珍しい。
 家人が、有り合わせの物で昼食を作る。世捨て人だけなら、駅前の店へ食べに行くところだけれど、幼児連れだと、大変だと思い、作ってくれたのだろう。
 食後、周辺を歩く。
 近くに菊が植えられている。この時期だけ、菊が楽しめる。
 幼児連れだと、声を掛けて行く人が多い。
 ひとり目は、老婆で、可愛い服を着ているねと言われる。
 世捨て人の子は、一歳半くらいなので、未だ、話しらしい話しは出来ない。
 代わりに、世捨て人が答えている。
 次に、犬の散歩をする夫婦だ。
 ワンワンという。
 夫婦は、犬に触る、と訊く。世捨て人は触らせる。
 忙しいことだ。
 駅前の古刹まで行き、世捨て人は落葉で遊ばせる。
(第四千百一段)
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by akasakatei | 2014-11-22 17:44 | 余暇 | Comments(0)
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