明治座昼夜猿之助丈奮闘(めいじざおもだかやふんとうこうえん)

十一月二日、明治座へ昼夜通しで、芝居を観に行く。
今月も先月同様、猿之助丈の奮闘公演となっている。
昼は『高時』、『夏姿女團七』、夜は『四天王楓江戸粧』だ。
目的は、『夏姿女團七』と『四天王楓江戸粧』で、何れも、観たことはない。
三連休の中日ということも関係するのか、若干、空席もある。
例により、来ているのは年配女性が目立つ。
ところで、内容だが、『高時』は市川右近丈が演じる。権力者の愚かさが描かれる。
『夏姿女團七』は書き替え狂言だ。原作よりテンポが良い。竹三郎丈が怪演する。こうした強欲で、底意地の悪い婆は世間によくいる。生きていること自体、罪ではないかと思う。
竹三郎丈は、夜の『四天王楓江戸粧』でも怪演を見せる。この作品は、元々、顔見世狂言だ。十八年前に、初演から約二百年振りに、復活した。今回は、復活時に、昼夜通しで九時間半掛かったものが、四時間近くに再構成された。
個人的には、注目している役者が子守娘で出演している方が気になる。
とはいえ、猿之助歌舞伎ということもあり、二度の宙乗り、立ち廻りなど、観客が飽きない工夫もされている。と同時に、四代目猿之助丈が得意とする「四の切」のパロディもある。
(第四千八十二段)
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by akasakatei | 2014-11-03 23:04 | 文芸 | Comments(0)
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