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文月中部旅尾張(しちがつちゅうぶへなごや)

五時過ぎなので、名古屋駅も静かだ。この日は、地下鉄東山線、名城線、上飯田線を乗り継ぎ、名鉄小牧線に乗ろうと考えている。
東山線の初電は、五時三十八分である。改札に入ると、構内は、未だ、暗い。駅員が線路に下り、掃除をしている。つい、第三軌条に気を付けろと考えてしまう。
この時間、ホームに集まるのは、朝帰りの若者ばかりだ。特に、名城線との接続駅である栄では、かなりいて、中には酔った勢いで、ホームに入って来た列車に触れようとしている輩もいる。
平安通で、上飯田線に乗り換え、そのまま、犬山に六時三十五分着。
目的だった間内と小牧口との高架は、駅が高架になったわけではないから、走行列車より眺めるだけである。
未だ、朝食を済ませておらず、改札を抜ける。
犬山には、大学一年の夏休みに、千住の写真家らと犬山城を訪ねたことがある。
駅にあった古い町並みの矢印に沿って歩くものの、新しい通りが出来たらしく、そうした雰囲気ではない。ファミレスがあったので、休憩を兼ね、朝食を済ませる。
(第三千九百七十段)
by akasakatei | 2014-07-14 16:12 | 余暇 | Comments(0)
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