(様々な人種が目立つ新大久保界隈:2014年5月25日撮影)
未だ、新自由主義が世を支配している。
一部の富裕層ばかりが優遇されている。
最近の政策を見れば、社会保障という名目で、消費税が上げられた。にも関わらず、法人税は下げられた。
こうすることにより、企業が潤い、結果、従業員の給与も上がるという図式だが、実際には疑問だ。
資本主義は消費者がいないと成立しない。将来、家族の持てない者ばかりとなると、消費者は、かなり減る。同時に働き手もいなくなるから、今以上に、外国人労働者が増えるはずだ。
ただ、世間ではイメージが悪い。同時に、ナショナリズムはより強くなるのではないか。集団的自衛権が、その序曲だ。
こうなると、グローバル化といいながら、経済においては他国なしでは成立しないものの、政治ではほど遠く、混沌とするに違いない。
何れにしろ、現代のシステムは不完全であり、間違っていることだけは確かだ。
それに気付かない連中ばかりで愚かだ。
(第三千九百三十二段)