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映画有田家族血(えいがねこにみかん)

三月二十三日、シネマート新宿へ映画『ねこにみかん』を観に行く。朝一番の九時四十分の回だ。東京では、ほとんど上映されておらず、このシネマート新宿にしても、一日二回だけの上映だ。
舞台は有田だ。つい廃止になった有田鉄道を思い出す。
今回、足を運んだのは、先日、予告を目にしたからだ。題名にも興味を覚える。テーマは、家族で、血が関係するのかどうかとなっている。尚、猫は飼い猫が登場するくらいで、題名で足を向けると、些か、戸惑うかもしれない。
来ているのは、日曜の早朝だからか、家族とは縁のなさそうな四十代以上の男性が目立つ。隣に座る男は頭に障害でもあるのか、寝ているか、ひとり言ばかりだ。時に、頭を座席の尻部分に付け、スクリーンを眺めている。迷惑この上ない。
この後、午後より、南口にある全労災ホール/スペース・ゼロにおける結城座の『注文の多い料理店~写し絵と人形の饗宴~』を観に行くつもりだ。結城座は、以前に観たことがあるけれど、今回は、写し絵を観たくて、足を運ぶ。今までに、観たことはない。
だが、その前に、昼食とする。
(第三千八百六十段)
by akasakatei | 2014-03-26 20:39 | 文芸 | Comments(0)
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