先に、インターネットでの取引におけるベビーシッターによる幼児の死亡事件があった。
こうした実態を知らない政治家も多く、法的規制の整備などとの意見が聞かれる。
思うに、規制緩和と言いながら、ご都合主義ではないか。
更にいうなら、法よりも、子供を預ける場所がない実態を改善させる必要があるのではないか。
どうも考えがお粗末だ。
我が国の政治家の発想は貧困だ。
社会的弱者にまで目が行かないのは、周囲にそうした人がおらず、付き合いがないためだろう。大体において、富裕層としか接しておらず、この種の輩は、金で解決しようとする。
時代劇では、お忍びで殿様が活躍する作品があるけれど、これは理不尽を強いられる庶民の願いということだろう。
それにしても、亡くなった子供の母親について、その家族環境をつい考えてしまう。
母子家庭のこの種の事件が目立つ。
(第三千八百五十九段)