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権力志願輩(とうだいじゅけんしゃにおもう)

東大受験日の夕方、東京地下鉄南北線の東大前を利用する機会があった。丁度、不慣れな帰りの受験生らとぶつかり、列車に乗れ切れない。見ていると、駅スタッフの誘導も悪く、このため、一カ所に乗客が集中する。乗り切れない乗客が結構いる。
駅スタッフもそうだが、ここで待っていて受験生らも乗れるか否か分からないのか。
更にいうならば、付き添いの母親と来ている受験生もいる。これが、また、世話を焼くものだから、おかしなことになる。特に、母親も通勤に慣れていなそうだから、より混乱する。
こうした連中が、何れ、世の中心になると、暗澹たる気分となる。
例えば、今の権力者は、初めてその立場になって、苦しむ人の気持ちが分かる感じだ。想像すら出来ないようだ。何不自由なく、育てられたからに違いない。
 実際、選挙の度、何度も当選経験のある候補者らが、己が問題に直面し、保育や介護が行き届いていないことに気付くということを演説している。気付かないのは、日頃の勉強不足である。そうした候補に投票する気にはなれない。が、愚かな有権者は、すぐに投票する。
(第三千八百三十六段)
by akasakatei | 2014-03-02 19:20 | 社会心理 | Comments(0)
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