(現代人は、もっと銭湯に行って、鎧を捨てるべきだ:2014年1月19日撮影)
JR北海道の処分が発表された。これで思うのは、社長や会長など、幹部の処分が比較的軽いことだ。かなりの報酬を貰っているのだから、甘いとしか言いようがない。蜥蜴の尻尾切りを思い出させる。仮に、幹部が知らなかったとすれば、監督が出来ていなかったことになる。
甘いといえば、都知事選に関し、原発反対者の団体が、選挙に勝てる可能性があるということで、元首相を支持したようだ。ただ、政策は何も出されておらず、疑問を覚える。そうしたやり方で良いのか。
そこには、著名人も名を連ねる。
それにしても、思うのは、我が国において、目先のことだけしか考えない輩が増えた結果、今日のようになったという現実だ。
特に、戦後、経済や株を重視したことが原因だろう。これほど、毒だったこともない。
毒といえば、百貨店で扱っていた品が、偽のブランドだったという。これらを買った人について言うならば、先のホテルにおける食の偽装同様、本物を知らなかったということだ。
現代は、見掛けばかりを繕う連中しかいないということかもしれない。
(第三千八百段)